言われた瞬間に、私は気付いてしまった。
私の心を満たしてくれるのは藍染隊長だけじゃなかった。
昔から、何かあると気にかけてくれた日番谷くん。
学年が違っても隊が違っても、私を気にかけてくれた。
そして、いつも私に暖かい目で接してくれた。
誰よりも私を思ってくれた彼の優しさになんで気付かなかったのだろう。

ううん。
気付こうとしなかっただけだ。

「じゃ、俺はそろそろ戻る。ゆっくり休めよ」
「待って」
「ん?」
「・・・・・・傍に・・・いて・・・?」
「雛森・・・」
「ずっと・・・」
「・・・あぁ」

そう言って私の手を握ってくれた。
私も握り返した。


分からなかったこの満たされる感情
藍染隊長が倒されて私には何も無いと思ってた
だけどその感情の発端はいつも藍染隊長がいたころから傍にいてくれた
気付かなくてごめんなさい
これからあなたに恩返しするよ
私に希望をくれたことを感謝して


+あとがき+
一度書いてみたかった、というかね。
えぇい!!言っちゃえ!!!!!!!!
こうならないかなぁ、という妄想ですよ。
・・・別に期待はしないよ。
うん。
でも、夢だけは見させてくれ!!!!(笑



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