「ねぇ?」
「嫌だ」
「どうして?」
「ここの桜・・・綺麗だから・・・」

そう俺は言い訳した。

「また来ればいいよ!!!ね?行こうよ!!!」

でも諦めてくれない。
もういい加減にしてほしかった。
さっきから心が一緒に暮らしたいと言っているのを感じていた。

「・・・・・・分かった」

俺は暮らすことに決めた。
まぁこんなに優しい奴だったら別に・・・


「もう!!また爪噛んで!!」

今ではこれだ。
俺、本当に優しい奴と思ってたんだよな?
過去の俺、一体どんな感覚して・・・

「もう!!爪噛んでるんだったら、甘納豆あげないよ?」

そう微笑んで言う桃があの日、出会ったときの桃で。
俺は「へいへい」と言って甘納豆を貰った。
この笑顔をいつまでも見ていたいと思いながら。



+あとがき+
いろいろおかしい。
一応、受験後に書いて、アップする時間が無かった小説に入るのですが・・・。
途中まで書いて、放置してたおかげで思いっきり構成忘れてしまった;;;;
しかも初シロ桃小説。
なんか初めてで掴み難かったです。


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